寺ネット・サンガの活動が読売新聞で紹介されました!仏教ひとまわりツアーが取材され掲載されました

仏教ひとまわりツアーが取材され掲載されました

先日の仏教ひとまわりツアー読売新聞の記者の方がご同行いただき、
7月5日の夕刊に記事が掲載されました。
仏教のお寺以外での広がりが進んでいる様子を記事にされています。
寺ネット・サンガの記事は後半にあります。

お坊さん 街へ出よう(転記)  

日に3度おしゃれなカフェでお経をとなえる僧侶、宗派を超えた体験ツアーや坊コン……。檀家に囲まれ、座ったままでありがたい存在だったお坊さんが、寺の外に出てアクションを起こしている。「仏教離れ」が言われる中、僧侶の方から 「会いに行きます」。変わりつつある今の姿を追った。

おしゃれな雑貨や洋服の店が並ぶ東京・代官山。駒沢通りに面したオープンカフェで突如、お坊さんが「南無阿弥陀仏……」とヽ朗々とお経をとなえ始めた。
 川崎市の浄土真宗・信行寺が4月にオープンさせた 「寺カフェ代官山」は、毎午後1、3、5時の3回、寺の僧侶が現れて、阿弥陀如来像の前で読経する。
人気メニューは、開祖・親鸞聖人が好きだったあずきにちなみ、小倉あんが入ったアイスコーヒー「しんら~あんこーひー」など頼めば一緒に読経でき、人生に迷いがあれば話を聞いてもらえる。転職の悩みを打ち明けた人もいた。 同じビルの一室で、棺おけの中に横だわって人生を見つめる「入棺体験」などの講座も人気だ。おしゃれな街で、都会人と寺の距離を縮めようと試みる。
 寺カフェと知らず立ち寄った目黒区の宝飾デザイナー細井早由里さん(30)は、「ここでお坊さんに会えるなんて、清らかな気持ちになりました」と驚いた様子。境内にカフェがある寺が増える中、寺の外の「直営店」は珍しい。同寺の浅野弘毅住職(61)は、『寺は敷居が高いと思われがち。来てもらえないなら、私たちが街に出なければ。誰もが気軽に足を運べる『駆け込み寺』にしたい」と語る。


宗派超えイベント(寺ネット・サンガについての部分も)

宗派が違えば“別業界”とも言われた仏教界で、垣根を超えた連携も始まる。天台宗や臨済宗など様々な宗派の若手僧侶らが、2011年秋から毎年、都内で開く仏教イベント「向源」もその一つ。座禅を組んだり、お経に節を付けた声明を聞いたり。今年4月の催しには、2000人もの人が集まった。多くの犠牲者が出た東日本大震災後、「心」の悩みに応えようと、僧侶たちが立ち上がった。

 浄土真宗や日蓮宗などの僧侶らが08年に結成した 「寺ネット・サンガ」 (東京)の主な活動は、月1回都心の会議室で開いている「坊コン」だ。
 酒食を楽しむ場では決してなく、僧侶と一緒に死生観や震災体験、怒りなどをテーマに語り合い、30~40歳代を中心に幅広い年代の40人ほどが毎回参加し、仏と人の縁を深めている。 11年からは墓地やモスクなどの見学ツアーも開催。先月下旬、真言宗の川崎大師平間寺(川崎市)に約30人を案内し、護摩修行の参列や仏画の彩色体験なども行った。
 サンガ代表で、都内の僧侶、中下大樹さん(39)は、「墓をどうしたらいいか、知りたくても寺には行きづらい」という声を耳にし、寺が遠い存在になっていると感じた。宗派が入り交じっての活動に「どの宗派でもいい、末永くつき合える寺やお坊さんを選ぶ場になってほしい」と語る。

寺や僧侶が変わろうとしているのはなぜか。文化庁の宗教統計調査によると、仏教系の寺院数はほぼ変わりないが、信者数は1997年の約9500万人から約1000万人も減少した。少子化に加え、宗教観や家族観の変化で葬儀で寺を頼らない人も増えており、仏教界には危機感が広がる。

 豊島区の真言宗金剛院の住職、野々部利弘さん(59)も、「昔は檀家が寺をもり立ててくれたが、これからはやっていけなくなる」と断言。5月、境内にカフェを設け、寺の理想像を住民と語るイベントも始めた。 僧侶や寺の役割を研究する臨床仏教研究所の小谷みどり客員研究員(45)は語る。「日本人の仏教離れは、わかりにくいお布施や、葬儀でしか顔を見ない僧侶など、寺側にも原因があった。ストレス社会で不安や葛藤を抱えて生きる人たちのために、お坊さんにしかできない取り組みを究めてほしい」 (播磨由紀子)

読売新聞への掲載について

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