寺ネット・サンガ 事務局


初期「仏教ひとまわりツアー」再放送②

2020-08-20


住職の法話「坐禅と問答」 正山寺 前田宥全住職

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仏教ひとまわりツアー、第2回は港区三田の 曹洞宗正山寺です。

日程は、平成23年(2011年)3月5日(土)の14時から17時。

模擬葬儀もあります。



動画はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=UGrjRTVq69E&t=17s





初めに、前田宥全住職の法話です。



瞬一瞬移り変わる心の動きを一つ一つ追いかけるのではなく、流れのままに任せ、とらわれず、真実のあり方を見極める道が禅の修行です。

自己を見つめるために、日常の戒律・規範を定め、繰り返し自分に言い聞かせ、繰り返し自分に問いかけること、坐禅であり問答です。

とにかくまずは坐ってみましょう。

プチ修行「坐禅」

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姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えるための作法を学びます。結跏趺坐(足の組み方)・法界定印(手の組み)・状態の姿勢・視線の位置などの指導を受け姿勢が調ったら、深呼吸を数回します。



その後静かにゆっくりと、鼻からの呼吸に任せます。呼吸を調えることによって心が調ってくるはずです。



坐相が調ったところで、20分ほど坐りました。

坐禅をしていても雑念は現れますが、思いは思いのままに任せて身体と息を調えて坐りつづけます。

座禅中に眠くなったり、姿勢が悪かったり、心がまとまらないときには、警策(きょうさく)で肩を打つことがあります。



今回、坐禅中に警策を打つことはしませんでしたが、坐禅を終えてから、同じ禅宗でも曹洞宗と臨済宗で警策の打ち方が違うことを実演しました。

超宗派の僧侶の集まりである寺ネット・サンガならではの場面でした。

模擬葬儀

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模擬葬儀第2回目は、 吉田健一和尚の「お坊さん!このお焼香の仕方間違ってますか?」



お焼香の作法や形にとらわれて、心がおろそかになっていませんか?あなたの真心を香りに乗せて、供養の心をお届けしましょう。

伽羅や白檀など高価なお香の聞き比べもしました。

各宗派の僧侶による宗派別お焼香の作法も発表されました。


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