藤尾聡允
地域
神奈川県横須賀市
宗派
臨済宗 建長寺派 独園寺
プロフィール
人生には、時として思いがけない事が起こります。 しっかり受け止めなければならない事もあれば、 かわしたりしのぐべき事もあります。 逆風に揺れず、順風にも有頂天にならず、 大木の強さと柳のしなやかさを併せ持つ 心根を張ることが大切です。 いつもそばにいる人よりも ほんのちょっとご縁を頂いた相手により深い思いを抱くことがあります。 この世に誰ともつながっていない人などいません。 時には本人さえ知らないどこかで、 みな誰かを支え、誰かに支えれられています。 人間とはそういうものです。 大切な人は今でもあなたの中で生きています。 そして今でもあなたのことを愛しているでしょう。 時には強い光を放ってあなたを守ってくれていると感じることはありませんか。 これからも大切な人と一緒に人生を歩んで行く。 それが一番のご供養につながることでしょう。 独園寺は、古来よりあった地域(村落)の霊場に、約400年前に鎮魂の寺として建立されました。 その為、墓地には臨済宗以外の宗派寺院の檀家さんのお墓もあります。
藤尾聡允の記事一覧
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お寺のお正月
2021-01-01
独園寺の除夜と元旦は神仏習合の名残で隣の大国主神社とともに始まります。 江戸時代までは住職が寺で除夜の鐘を搗き神社で読経していましたが、現代は除夜の鐘は参拝に来られた皆さんに搗いていただくのが慣例となっています。 しかしながら、今年はコロナ禍で住職と世話人で撞いて参拝客には本堂前のお参りだけになってしまいました。 例年はいずれも長い行列がでますが、今年は残念ながらコロナ禍でいつもの賑わいはありませんでした。 横須賀市には米軍基地があり、独園寺は横浜市との市境地域にありますので毎年地元の方々とともにたくさんの外国人が参拝に訪れます。 世話人さんたちと除夜の鐘の後片づけを終える頃、隣の神社の後片づけを終えた氏子さんたちが合流して寺の本堂で新年会が始まります。 残っていた参拝客もそのまま合流します。 大晦日と元旦が一つの流れのように続きます。 しかし、残念ながら今年はそれも中止で後片づけ後はそれぞれ散会になりました 写真は昨年の除夜の風景です