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寺ネット・サンガ
寺ネット・サンガは、お寺やお坊さんと一般のかたとの縁結びの場です。
普段あまり話すことのない「生きる事」「あの世」「死」や「仏」についてお坊さんと語り合ってみませんか?


流山・円東寺の十一面観音参拝
その他
2022年4月23日(土)千葉県流山市にある円東寺の立木十一面観音像を参拝する会が行われました。 先月の浅草ミニツアーに続き、今年2回目の寺ネットサンガのイベントになります。円東寺のご住職は寺ネットサンガ会員で、坊コンでもおなじみの増田俊康さんです。http://teranetsamgha.com/Members/view/masuda_shunkou 今回は円東寺の立木十一面観音さまをお参りし、もともと境内にあった樹齢400年のイチョウを立木(根がついたまま彫りすすめる)観音像にすることになった経緯やこれまでの苦労話などを伺います。 つくばエクスプレスが止まる「流山おおたかの森」駅を降りると、休日ということもあり、若い夫婦や子供たちの姿が多く見受けられました。比較的新しいこの駅周辺はおおたかの森ニュータウンとして現在発展中なのだそう。都心への通勤圏内で世界的にも有名なキッコーマンがある野田市の隣ということもあり、今まさに人口も増えつつある新興都市です。でも、つい10年前までは田畑が広がり、アスファルト補整された道路は少なく、雨が降ると長靴なしでは歩けないようなところだったと増田さんがお話しくださいました。

三囲神社と弘福寺めぐり
坊コン
2022年3月26日(土)に武蔵野文化協会さんとのコラボ企画「言問団子と黄檗宗弘福寺をめぐる」が開催されました。 武蔵野文化協会さんは寺ネット・サンガ代表の永寿院万両塚の発掘をしていただいている松原さんが参加されています。今回はスカイツリーのおひざ元、墨田区向島周辺を案内くださいました。 桜の花が咲き始めた都内。この日はあいにく風の強い桜ぐもりの一日でしたが、参加者の皆さんと談笑して歩きながら散策を楽しみました。 東武線とうきょうスカイツリー駅に集合し、三井家ゆかりの三囲神社に向かいました。私は「みついじんじゃ」だと思っていたのですが「みめぐりじんじゃ」と読むのだそう。 三井家は江戸時代に越後屋を創業した豪商です。三井の井を□が囲んでいるということで“三井家を守る”ということ。また、向島が越後屋のあった日本橋から鬼門になる東北の方角に位置していたことから三井家の守護社となったのだそうです。 境内を入ると狛犬のお隣にはあのライオンの像が!池袋の三越があったころに三越デパートの前に鎮座していたライオン像をこちらに移したのだそうです。スフィンクスのようなお役目を狛犬の隣で守っているのでした。 境内はなかなか趣があり、裏手には三角鳥居があったり、お稲荷様のお社がいくつもあったりと不思議な空間が広がっています。思わず金運アップのご利益を期待してしまいました。
書籍一覧
心が軽くなる仏教とのつきあいかた
『いいお坊さんひどいお坊さん』『聖の社会学』に続く 勝桂子(すぐれけいこ)さんの著書第3弾。 宗教によらず、きちんとした葬儀にするには? お布施の目安を聞くと「お気持ちで」といわれるのはなぜ? 回忌法要はなぜやるの? 何回までやるのが本当? 日本の僧侶は、飲酒してもOKなの? お寺で、タダで人生相談に乗ってもらってもいいの? 等々、著者自身が600人以上の僧侶・宗教者に聞いた仏教に関する素朴な疑問の答えを紹介しています。 心を軽くする「マイいきつけ寺院」探しのヒントになることでしょう。 一読しておくと、寺ネット・サンガでのいろいろな僧侶との語らいも楽しくなると思います。
出版社:啓文社書房
価格:1500円+税

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気韻生動 東洋芸術家6人展
寺ネット・サンガ代表 吉田尚英
2021-07-20
気韻生動とは、芸術作品に生き生きとした生命感が溢れていることを意味します。 この言葉は中国南斉の画家謝赫が初めて用いてから、現代にいたるまで、東洋芸術の根底にある価値観です。 本グループ展では、そういった作品の持つ「気韻」を、深く観じていただくために、寺院という特別な空間にて開催いたします。 期日;令和3年8月11日(水)~15日(日)11:00~19:00 会場;永寿院書院 東京都大田区池上1-19-10 ※入場無料・申し込み不要 ※換気・マスク着用・消毒液設置・検温・名簿管理を徹底し感染防止対策を行なっております。また、37.5度以上の熱・倦怠感等がある方は来場をお控えください。 お問い合わせ先;nnnhow7@gmail.com
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お寺と100年後の未来2
寺ネット・サンガ代表 吉田尚英
2021-03-04
特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク主催、寺ネット・サンガ共催のオンライン企画です。 http://ngo-ayus.jp/activity/training/ayus_seminar/temples_100years/ 世界では毎週、東京都の面積くらい森林が失われています。 森林が再生するには何十年という年月が必要。 今始めないと、森の風景はどんどん変わっていくことでしょう。 私たちはついコスパ重視で、家具など木材製品も安価なものを求めてきましたが、その陰では森林を維持する地域や仕組みが失われてもいました。 身近な山で育った木を意識的に使えば、100年後の山の風景はまた違ったものになってくるのではないでしょうか。 今回は森林の問題を、地球環境という大きな視点から捉えたうえで、東京での取り組みを例にお寺で使う木材、例えば塔婆のことなどから考えてみたいと思います。
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お寺と100年後の未来
寺ネット・サンガ代表 吉田尚英
2021-02-05
サンガ副代表の松本智量さんが理事長をしている「アーユス仏教国際協力ネットワーク」主催のセミナーのご案内です。 様々な社会課題を取り上げて100年後の未来を描きながら、持続可能な開発目標(SDGs)の視点も生かして、その未来に向けてお寺そして私たち一人ひとりができることを考える「お寺と100年後の未来」というシリーズです。 第1回はキックオフセミナーとして「お寺とエネルギーと気候変動 ー お寺で使う電気を自然エネルギーに変えてみる」というテーマで2月12日19時半からオンラインにて開催されます。 詳しくは以下のサイトをご覧ください。 http://ngo-ayus.jp/activity/training/ayus_seminar/temples_100years/ なお、第2回はサンガの吉田代表が登壇して、日本の林業と杉塔婆をテーマに3月末に開催される予定です。
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お寺のお正月
松本智量
2021-01-03
写真は初日の出、ではなく、一月三日、八王子市延立寺本堂前から見た早朝の東の空です。 東京は三が日ずっと穏やかな天気の新年となりました。 初詣に当寺へお参りの方は例年の三分の一。これだけ感染者が増えては仕方ないですね。 どうぞ皆さまお大事にお過ごしください。
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お寺のお正月
藤尾聡允
2021-01-01
独園寺の除夜と元旦は神仏習合の名残で隣の大国主神社とともに始まります。 江戸時代までは住職が寺で除夜の鐘を搗き神社で読経していましたが、現代は除夜の鐘は参拝に来られた皆さんに搗いていただくのが慣例となっています。 しかしながら、今年はコロナ禍で住職と世話人で撞いて参拝客には本堂前のお参りだけになってしまいました。 例年はいずれも長い行列がでますが、今年は残念ながらコロナ禍でいつもの賑わいはありませんでした。 横須賀市には米軍基地があり、独園寺は横浜市との市境地域にありますので毎年地元の方々とともにたくさんの外国人が参拝に訪れます。 世話人さんたちと除夜の鐘の後片づけを終える頃、隣の神社の後片づけを終えた氏子さんたちが合流して寺の本堂で新年会が始まります。 残っていた参拝客もそのまま合流します。 大晦日と元旦が一つの流れのように続きます。 しかし、残念ながら今年はそれも中止で後片づけ後はそれぞれ散会になりました 写真は昨年の除夜の風景です
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お寺のお正月
寺ネット・サンガ代表 吉田尚英
2021-01-01
池上の元旦は、塔頭の住職二十数名が池上本門寺の朝のおつとめに出座します。 そして法要後、堂内にてお屠蘇をいただきます。 日蓮聖人七回忌の際に造立されたご尊像の前で新年の決意を新たにする大事な儀式です。 しかし、本年は感染防止のためお屠蘇の儀は中止となりました。 それでも住職たちはこの難局を乗り越えようという強く決意し、仏さまのご加護を祈りました。 元日の本門寺の参拝者は例年の半分程度でしたが、 屋外とはいえ、かなり密になっているように見受けました。 感染者数が増えている今、三密を避け、マスクと手洗いで予防することを徹底しなければなりません。 初詣に行かれる方は、感染の収束を祈ると同時に、感染予防に努めることも仏さまにお約束をしてください。 一人ひとりができることを着実に積み重ねていくことが感染の収束につながるのだと気を引き締めて、新たな年を過ごしていきましょう。
「仏教ひとまわりツアー」
今まで宗派を超えた寺院巡りはもちろん、仏教という宗教を超えて神社や教会にも足を運んで、その文化に触れてきました。
「坊コン」
毎回テーマを決め、たくさんの老若男女が集う中、お坊さんとディスカッション。