サンガの理念サンガは「出会いの場」

サンガは「出会いの場」

仏教・お寺・僧侶と縁がない人が増えている現代、サンガは仮想寺院として敷居が低く間口が広い場所でありたいと考えています。仏教に興味を持つ人は少なからずいるはずです。お寺は高い布施を取られるなど負のイメージも、真摯に仏教に向き合う僧侶に出合うことによって払拭していたい。超宗派の僧侶や異業種の専門家や仏教に興味を持った人々が集い、生と死やいのちの問題について真剣に考え、話し合える「出会いの場」が寺ネットサンガです。

サンガの理念サンガは「気づきの場」

サンガは「気づきの場」

仏教の教義や修行体験による気づき、葬儀やエンディングなど「生と死の問題」をテーマにした集いによる気づき、超宗派の僧侶やさまざまな経歴を持つ人との出会いによる気づき。日常生活の中で気にも留めなかったことを真剣に考える。そんな「気づきの場」が寺ネットサンガです。
この「気づき」は僧侶の視野を広げるための大きな刺激にもなります。「気づきの場」は僧侶の「修行の場」でもあります。

サンガの理念サンガは「救いの場」

サンガは「救いの場」

現代社会はまさに苦の現場です。その中で苦しむ人に、仏教と出会うことによって違う見方ができると伝えることができたら、少しは楽にはなるのではないかと思います。『雨ニモマケズ』のデクノボーのように共にオロオロ歩くしかできないかもしれません。それでもサンガの存在が「救いの場」でありたいと願っています。

以上3つの理念は、昨年10月の事務局会議で確認されました。この理念に基づいて坊コンや仏教ひとまわりツアーなどが企画されています。

本年8月初旬、中下大樹代表から一身上の都合により代表を辞任したいと、事務局員に突然の申し出がありました。これまでの活動からいったん離れ、休息と充電の時間をとりたいというご意向でした。
事務局員一同、中下さんの決意を尊重し、どうか今はゆっくり休んでほしいと、代表辞任を承認しました。その後、事務局会議を重ね、10月16日の総会にて不肖私が代表を引き継ぐことになりました。
代表が交代しても寺ネットサンガは変わることなく活動を続けていきます。それは活動の理念がしっかりと構築されているからです。

どうぞ今後とも寺ネットサンガをよろしくお願いいたします。

サンガの理念

寺ネット サンガ

寺ネット・サンガ代表 吉田尚英
の記事一覧